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​遠くへ

なんだろう

 

時々突き上げてくる思い

 

上手く行ってる時がうんと多くなった

自分を こんとろーる することが

 

冷静に 自分から手を離さずに 

ほら、笑って

ほら、泣いて

上手に出来てる、こんとろーる

 

だんだんそれが普通になってきて、

ああ、薄情なんだなぁ と自分を笑う

 

それでいいのかもしれない

そんなもんなのだろう

 

生きていてのお別れの方が

いつまでも苦しいのだと知った

だから 

これで良かったのかもしれない

 

薄情もんがさ、

幸せになっていくよ ちょっとずつ

幸せを味わい始めたよ、ちょっとずつ

 

遠くに来た、ずいぶんと遠くへ

 

昨日みたいなあの時から遠くへ

 

自分だけの思い出が増えてきたから

ごめんね、私だけの思い出なんだ

 

一緒にここに来たかったね

でも

私だけの思い出がたくさんあるから

寂しくない

悲しくない

涙出ない

上手く行ってるから

 

 

こんとろーる

どうやってするんだっけ

 

そう思うことは減って来たから

本当だから

本当だから

 

きっと本当だから

 

 

それでもほんの時々

突き上げてくるのはなんなんだろうね

おかしいよ、

こんとろーるしてるのに

 

人間を愛する必要がないって、楽だよ

とっても楽

そういうの、もう疲れたし

 

今愛してるのは

主人公 私の描いた子どもたち

 

人さまの書いてるものだったり

海外ドラマだったり

映画だったり

 

役者さんは

好きにならないことに決めてる

だって人間だから、生々しい

それは疲れる

 

 

たくさん生まれてるよ、

愛する子たちが

 

だからやっぱり幸せだ

私の子たちを見に来てくれる人もいる

ほら、幸せ

こんとろーる 出来てるから

だから大丈夫だよ、遠くへ来たけど

 

ロバート・ハインラインの

マークと同じ

時が満ちる

だから辛いことでも怖いことでも無い

 

そう、満ちていくだけ

それでいいんだと思う

 

 

変な詩

でも、ま、いっか

.

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