たくさんの思いを抱えて
たくさんの負と負と負を羽織って
そして生きてきたような気がするけれど

振り向いて　立ち止まって

そっとその　負　に触れてみる

思い出たちは　全部自分のもの
いいものも　悪いものも

いいと思っていたもの　悪いと思っていたもの

全部が気がつけば宝もの

綺麗ごとにしてしまえば　いいと思う
「宝もの」という言葉に

あの全部があって
今　私はここにいる
結局はパズルの１ピースだった
欠ければ　この私はここにいない

他の私は　要らない
もう欲しくない
今抱く思いに辿り着いたのは
数知れないピースがあったから

悲しいものは　

いつまで経っても　悲しいのだけど
辛いものも

辛いままなのだけれど

でも　綺麗ごとにしてしまおう
ピースという「宝物」に

これからも

ピースを拾いながら

突きつけられながら

拒みながら
知らない道を歩くのかもしれない

ピースが消えた時
それが私の終わる時だ
　　
今は　ここにいる
ここにいるから

 

　　今は　ここに

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